月

諏訪紀行(2回目/四日目)

― 第四日目(3/2) ―

…何やらチャイムの音がしたので目を覚まします。
外も明るいので、きっと7時の合図だろうと思い時計を確認。

…6時でした。
…驚いた拍子に目も覚めてしまいました。
どうしてくれよう…。

予定地も大方巡ってしまい、かといって今から新しい場所を検討するには情報不足です。
私の携帯ではネット上の地図が開けないのが痛い…

とりあえず、部屋を暖めて少し時が経つのを待ちます。
…外に出るには寒すぎます。
思えば、毎朝寒いといっていますね(汗

とりあえず何もしないのは時間が惜しいので何かしたい。
今日の段取りを決めていきます。
…どうしても時間の都合が合わないので、ここは英断。

早めに帰る事にしました。
明日以降も休みとはいえ、無理をして疲れを引きずるのならばいっそ早めに切り上げてしまうのも手だと思ったのです。

朝食を取り、宿の御主人らと会話。
幾つか情報を仕入れます。

ふと、今までを思い返してみると諏訪は思ったよりも風が穏やかだと気付きました。
私が住む場所など、逆風が吹いたら自転車が失速して立ってすらいられない状況になるような強風地域なのです。
諏訪は建御名方神が風の神とされる事から、何か特色があるのではと疑うところですが、
これに関しては『宮司直一論集 穂高神社史・諏訪神社の研究(上)』でも言及がある通り、
あまり風が強くないのです。あくまで相対的な比較ですよ。


さて、手荒れも酷いので今日は多少観光してみようと決めました。
とはいえ、興味が無い場所に行っても面白くないので
地元の小さな神社を探してみる事に。
矛盾しているようですが、
手水屋が無ければ、冷水を使用する事も無いので手荒れが悪化する事も抑えられるでしょう。

朝食を調達するついでに秋宮へ。



最後に、注連縄をアップで撮影。
改めて見てみると大きいですが、重量は1tあるとかないとか。


神楽殿から境内を撮影。
いやー、雪が多いですね(汗


宿に戻り朝食を取ります。
…さて、いつまでものんびりしていられません。
時刻は9時過ぎ。
時間も頃合ですので、チェックアウトを済ませて町中を観光しましょう。

宿の御主人、女将さんに挨拶を。
…本当にお世話になりました。


とりあえずは、近くの神社を見て回りますか。
というわけで町を散策します。


早速見つけたのがこちらの社。


"青塚社"というらしいです。
その名の通り、後ろは古墳になっており、その古墳の許に祭られている神社です。
詳しい由緒・ご祭神などは不明です。
あ、勿論御柱はありまs(ry

…本当に御柱の町だなーと改めて思います。


さて、八坂刀売神に暇を告げるべく春宮へと向かいます。
現在はこちらに鎮座しておられますからね。
しかし、こうすると最初の一日目以外は本当に3日間連続で秋宮・春宮の両方に毎朝参拝しましたね、私。


境内を改めて、奥行きが出るように撮影。


拝幣殿の上部を撮影。
後ろに御神木が覆い茂っています。
ちなみに、春宮は杉、秋宮は一位の木が御神木とされているようです。


改めて春宮の拝幣殿、彫刻を撮影。
かなり凝った彫刻である事が窺えます。

参拝と共に暇を告げて、春宮を後にします。
また機会があれば訪れてみたいものです。
…今度は雪が無い時季に。

春宮から駅に向かう途中、公民館らしき建物の敷地内に神社を発見。
敷地内、というのが少し躊躇われますが帰り際に悔いは残したくないので突貫します。


矢木神社、というらしいです。
ご覧の通りここにも御柱g(略


こじんまりとしていますが、由緒を見て驚きました。
この神社は建御名方神の十三の御子の内の一柱を祀っているとの事。
由緒正しい神社だったのですね。


是にて諏訪の地を離れる事に。
色々な事がありましたが、概ね満足できる紀行でした。
土地勘が無い為に滞在期間の設定を誤ったというのが一番の反省点ですが、
それ故に逆にあまり疲れを残さずに帰る事ができました。

また機会があれば、今度は七石・七湛木を中心として巡ってみたいと思います。

と、リアルタイム雑記を書き終えたところで電車が到着しました。
乗車し、一路長野駅へ。
ああ、また長い鈍行の旅が始まる…

昼過ぎ、行きの際に非常に印象に残った駅・姨捨に到着。
待ち合わせの為に数分間停車するという事なので一旦下車。

ここに到着する直前、気になって携帯で密かに調査していたのです。
やはり、行きの時に予想したようにこの地にも老人を山に捨てに行ったという伝承があるという事でした。
また、隣の冠着駅は天手力男命が戸隠山の場所に天岩戸を運ぶ際休憩を取った地で、
休憩した時に冠を被りなおしたという伝承からその名前が付いたという中々面白い伝承を持っていました。
興味を持った事はどんな事でも調べてみるものですね。
姨捨という名前に興味を持った為にこれだけの情報が得られたのですから。

ところで、姨捨駅は眼下に盆地を拝む事ができ、絶景としても知られるそうです。
一日目はその盆地のほうに背を向けてた為景色に全く気が付きませんでした(汗

というわけで、今回はそれを見逃さないようにというわけで下車したのです。
その時間は限られている上に、対向電車も来てしまったので慌てて撮影。


とりあえず、眼下に盆地が広がっている事だけはお判り頂けるかと。
それと、ホームにあった社らしきものは、俳句投函用ポストのようなものでした(写真にも写っていますね)。
…個人的に社だったら面白かったのですが。


14時前、長野に到着。
駅弁は高いので構内にある売店の弁当で昼食を済ませます。
次の新幹線は私の利用したい駅に停まらないので、やむなくもう一本後の新幹線を待つ事に。


新幹線に乗ると、わりとあっという間に長野を越えてしまいました。
今までの雪景色が嘘のように消えてなくなり、町中の風景に。
…そろそろ下車駅が近いです。

…と、ここで安心したのか強烈な睡魔が。
いやいや、妖夢。
ここで眠ったら確実に乗り過ごしてしまいます。
気力で何とか持ちこたえ、予定通りの駅で下車。

そのまま電車に揺られ、無事に駅まで到着。
そして、車で無事に帰宅しました。

…雑記の文字は、ここで途絶えてしまっている…

というわけで、これにて諏訪紀行レポート、無事に帰り着きましたので終了させて頂きます。
このレポートを見て楽しんでいただけたならば幸いです。
また、これから諏訪に向かおうと思っている方に少しでも参考になれば光栄であります。
では。







P.S.
最後に、お土産に買ったお菓子を紹介。


その名も建て御柱
諏訪名物(といっても過言ではないでしょう)御柱をモチーフにしたお菓子です。
中身は何とウェハース。
バリバリの和風テイストを期待したら、何と洋菓子だったというフェイク。
神奈子様のように、軽くフランクな食感で楽しめますので興味がありましたら如何でしょうか?